
DVDは、Digital Versatile Disc(デジタル多機能ディスク)の略で、現在急速に普及しているメディアです。直径12センチで厚さ1.2mmのデジタル情報を記録することができます。0.74μm間隔で並べられたピットという凹凸をレーザー光で読み取り音楽やデータなどの形式で出力されます。0.6mmのディスク基板二枚を貼り合わせて形成されるため2層の信号が記録できるようになっています。
ディスクの容量は、4.7~17GBというCDの7~26倍もの大量のデータが収録できます。
DVD形式 |
DVD-Video/DVD-Audio/DVD-ROMリージョナルコードやCSSなどのコピーガードもここで設定します。 |
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動画圧縮形式 |
MPEG2 |
容量 |
片面一層(DVD-5) 4.7GB |
マルチオーディオ |
オーディオが最大8ストリームまで可能なので、多国語の吹き替えや副音声の収録が可能です。 |
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マルチ字幕 |
最大32の字幕選択が可能です。 |
マルチアングル |
複数アングルの映像を収録する事により、ディレクターズカットとは違う角度からの映像をユーザーが選択することも可能です。 |
マルチストーリー |
ポイントでのユーザーの選択により、ストーリー展開を複数に変えることが可能です。 |
コピーガード |
コピー防止のフラグ設定をする事でデジタル、アナログコピーのプロテクトが可能です。 |
リージョナルコード |
地域別コードを付加する事により、再生可能地域(プレーヤー)の制限をすることが可能です。 |

海外プレスは国内プレスに比べて低価格になりますが納期がかかります。
海外プレスは輸送コストの関係で1000枚以下の場合割高になりますが国内プレスの場合は100枚からでも対応可能です。
品質に関しましてはどちらもISOの認定工場ですので高品質に変わりありません。

DVDプレスとはマスターからスタンパーという原版を作成し、材料となるポリカーボネートをプレスしてディスクを成型します。 規格に準拠しているため品質面も安定していてエラーも少なく量産向きの製造方法です。
レーベル面はシルクまたはオフセット印刷となります。
量産向きのですので少ないロットの場合はと製造コストが割高になります。
DVDコピーとはマスターから読み込んだデータを直接市販されているDVD-Rに書き込んでいく方式です。
小ロットの場合は低コストで製造することができますが、一部再生に対応していない機種などで不具合が発生する場合があります。
また、レーベル面もインクジェット印刷になりますのでプレスと比較すると見た目が異なります。